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白梅の方針・理念
子どもたちの心にぎっしり詰まった好奇心。それはさまざまな色を創り出す個性への原動力です。
そこで「みつけたね、じぶんいろ」をスローガンに掲げ、
一人ひとり違う子どもたちの一つ一つ違う素晴らしい輝きを大切にしていこうと考えました。
季節の色や香りを大切にしながら、多くの体験を通じて、強く、やさしく、感性豊かな子どもになって欲しいと考えています。
①子育ての専門家集団として地域で広く認知されます
②自分たち自身が納得できる教育・保育を日々実現します
③地域の多くの方が集える様々な「ふれあいの場」を提供します
④家庭での仕事をしながら子育てする方との契約など独自の仕組みを確立します
⑤卒園した子どもたちが成人するまで関わり見守ります
⑥地球環境を考え、それを採り入れた教育・保育を実現します
教育・保育目標
からだの丈夫な子ども <体を使う力>
10の姿の「健康な心と体」「自然との関わり・生命尊重」「豊かな感性と表現」を含みます。体をうまく使うことや手先が器用になるなど、さまざまな技術を覚えていくこと。五感で感じとる感性。運動にとどまらず、自然や生命を感じることも、体を使う力のひとつです。
自ら進んで遊びを考えられる子ども <考える力(頭を使う力)>
10の姿の「思考力の芽生え」「数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚」を含みます。子ども自身が試行錯誤しながらじっくり考えることで、考える力は育ちます。数や文字を、ただ覚えるのではなく、まずは興味を持って、必要だと思うことが、学びの基本になります。
自然の恵みや生命を大切にする心豊かな子ども <人と関わる力>
10の姿の「協同性」「道徳性・規範意識の芽生え」「社会生活との関わり」「言葉による伝え合い」を含みます。人と直接関わって力を合わせること、よい関係をつくるためにルールを守るなど、対人関係の基本を幼児期に育てていくことが大事です。
これらの3つを支えるために大切なのが「自立心」です。主体的に「やりたい」と思う気持ちが、さまざまな力を身につける土台になっていくのです。
幼児期の終わりまでに育ってほしい「10の姿」とは?
2018年度4月から、幼児教育に関連する、文部科学省の「幼稚園教育要領」、厚生労働省の「保育所保育指針」、内閣府の「幼保連携型認定こども園 教育・保育要領」が改定されました。幼稚園・保育園・こども園、それぞれに「3歳からは同じ教育」の機能があることや、「子ども主体の学びが重要」であること、そして「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」が示されています。「10の姿」が、幼稚園・保育園・こども園にとって、共通の新しい指針となったのです。
幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿
・健康な心と体
・自立心
・協同性
・道徳性・規範意識の芽生え
・社会生活との関わり
・思考力の芽生え
・自然との関わり・生命尊重
・数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚
・言葉による伝え合い
・豊かな感性と表現
教育・保育の特徴
はじめに
認定こども園の大きな特徴は、在園時間の異なる園児が一緒に生活していることです。幼稚園のように約4時間の「教育課程に係る教育時間」のみを主に過ごす園児や、保育園のように長時間利用する園児など、一人一人の生活リズムが異なるなか、双方の生活が安定するための工夫が必要になります。
それぞれ無理せずに自己を発揮しながら、お互いに刺激し合い、育ち合う環境となるよう、特に園でこのような配慮をしています。
・在園期間、時間の違いに配慮した発達と学びの連続性・多様性に配慮した、園生活の連続性と1日の流れ作り・教育時間とその他の時間の流れ作り・満3歳児から満4歳児への移行期の配慮・認定こども園の「教育及び保育」のあり方を明確にしています。
発達の連続性、学びの連続性
認定子ども園への入園時期は、0〜満1歳、満2歳、あるいは満3歳からなどさまざまです。また、満4歳入園でも集団生活を経験している子とそうでない子がいます。
在園期間・時間が異なるなか、乳幼児期から小学校以降へつながる「発達や学びの連続性」を保つこと。
特に、満4歳以降は1号認定(教育のみ受ける)と2号認定(保育も必要とする)の子どもを原則として同じクラスで教育・保育します。それぞれの経験や発達の差を、保育者側がよく理解して把握した上で、皆に配慮しています。
多様性に配慮した、園生活の連続性と1日の流れ
園生活においては、子どもたち一人ひとりの流れを意識して、計画を組み立てる必要があります。どの子にも1日の連続性が大事だからです。
それぞれ異なる1日を過ごす園児たちが一緒に生活するからこそ得られる学びもあります。子どもたちの多様性がマイナスとして働かず、プラスに変わる豊かさを意識しています。
保育者の意識がお迎えに来た保護者にばかりに向いてしまうと、残された園児が寂しさを感じてしまうなど、保育園と同様、あるいはそれ以上に認定こども園では大きな動きがあるので、登園・降園はよりいっそう配慮が求められる時間であると意識されています。
教育時間とその他の時間の流れ作り
満4〜6歳のクラスでは主に「教育課程に係る教育時間」と、自然な活動の欲求を満たす「その他の時間」を一体的に捉えて自然な流れにすることが、改めて重要視されています。
1号認定で帰宅する子どもたちが、家庭や地域での充実した時間を過ごせるよう、家庭との連携や声かけが必要です。また、残る子どもたちには、長時間、園で過ごしていても、近しい体験ができるような指導計画を立てています。
満3歳児から満4歳児への移行期の配慮
満4歳以上になると、新入園児も含め、同一学年の園児による集団で過ごすようになります。ここで満3歳児クラスから進級する園児も、新入園児も安定して過ごせるよう、徐々に交流の機会を作るなどの工夫をしています。
満3歳児クラスから進級する園児は園での生活に慣れていますが、およそ6人に1人の保育者が寄り添う生活から20人に1人になるという変化があります。そこで、新入園児が親と離れて泣く姿を見ると、さらに不安が増すこともあります。
しかし、伸び伸びと遊ぶ進級児たちの姿に新入園児も安心して慣れるのが早いという面もあります。
子どもたちにも親にも個別に配慮しつつ、集団の中でともに生きる力を生み出していくという、プラスの面を強調できる保育・教育計画を作成しています。
子育ての支援
在園児や地域の子どもの保護者に対する子育て支援は、認定こども園法で義務付けられています。
特に、生活形態が異なる保護者間の相互理解や交流が深まる工夫、配慮の必要性について、発表会や運動会など、教育・保育活動への保護者参加にあたっても、「働いているからその内容では負担が大きい」「働いている親の分まで負担するのはおかしい」などの不満や理解の行き違いがないよう、保護者と園が子どもの育ちを一緒に考える関係を築いています。
子どものプライバシーの保護や秘密保持等についても、充分に考慮される必要があります。
「教育及び保育」のあり方
保育を必要とする子どもの「保育」は、「養護」と一体的に「教育」として展開され、それが小学校以降の学校教育につながる連続的な関係であるとされました。
園児の入園から卒園までを通して、教育と保育が一体的に行われ、発達や学びが連続していることに配慮が必要であり認定こども園は、教育と保育を総合的に行いながら、成長を支援する施設であることをご理解下さい。
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